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漫画家「近藤ようこ」が描く夏目漱石の『夢十夜』

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『The Book of Life』 編集担当Reveです。

岩波書店の公式サイトで、「近藤ようこが描く、怪しく美しい漱石の夢の世界」と題し、夏目漱石の没後100年を記念して、漫画家である近藤ようこさんが、夏目漱石の『夢十夜』を描いたものを連載しています。

⇛ こちらからご覧になれます。

2016年5月に「第一夜」が連載され、今後、「第二夜」「第三夜」…と続編が描かれていくと思います。

夏目漱石の『夢十夜』の「第一夜」は、死の床で「もう死にます」と告げる女と、その傍らで男が、本当に死ぬのだろうかと思いながらも「そうかね、もう死ぬのかね」と聞き返す、という印象的な場面から始まります。死の間際、男は女と二つの約束を交わします。

 

作品全体では、これほど美しく幻想的な印象を与えながら、二人の感情は一切描かれていません。

時間の進み方は淡々としていながらも、百年という月日は、気づかないうちにもうすでに来ていました。「時間」の概念が存在しない夢の世界では、何が夢の世界の秩序を作るのでしょうか。

女はまさに百合の花のように凛とした態度でいる一方、男は実に人間くさい考えにとらわれていきます。

このコントラストがたまらない…。

 

『夢十夜』は、個人的に最も好きな作品の一つです。

まだ読んだことのない方も、もう何度も読まれた方も、是非チェックしてみてください。

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