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2016年 7月 の投稿一覧

第155回芥川賞は村田沙耶香さんの『コンビニ人間』、直木賞は萩原浩さんの『海の見える理髪店』に決定!

2016年7月19日に、第155回芥川賞・直木賞(平成28年度上半期)の選考会が東京の築地「新喜楽」で行われ、芥川龍之介賞に村田沙耶香さんの『コンビニ人間』(文學界6月号)、直木三十五賞に荻原浩さんの『海の見える理髪店』(集英社)が選出されました。

村田沙耶香さんは、2003年に『授乳』で第46回群像新人文学賞優秀賞を受賞しデビュー。その後、2009年には、『ギンイロノウタ』で第31回野間文芸新人賞、2013年に『しろいろの街の、その骨の体温の』で第26回三島由紀夫賞をそれぞれ受賞されています。

芥川賞は今回が初めての候補となり受賞。現在も週3日、コンビニでアルバイトをしながら執筆活動を続けているという異色の経歴ですが、今回の作品『コンビニ人間』は、18年も同じコンビニでアルバイトを続ける恋愛経験のない36歳の女性が主人公で、「普通」を強要する社会の風潮を独特のユーモアを交えて描く、私小説的な作品です。

 

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”原稿用紙一枚でも、小説だ。” 第1回「ショートショート大賞」の受賞作は、堀真潮さんの『瓶の博物館』に決定!

2015年11月19日より、作品の募集を開始し、締め切りの2016年2月29日まで、7,817編の応募があった、株式会社木のブックスが主催の第1回「ショートショート大賞」。

そのうち、第一次審査通貨作品は100篇、そして、27篇が最終審査に残り、大賞1篇と優秀賞3篇が決定されました。

キノブックス
第1回「ショートショート大賞」 公式ページ
第1回「ショートショート大賞」 審査結果

原稿用紙一枚でも、小説だ。

このキャッチフレーズを引っさげた今回のショートショート大賞。募集要項では、原稿用紙1枚〜20枚までのショートショート、テーマ不問。ショートショートは、短い中にも、鋭い切り口や意外性や、はっとするアイデアや印象的な結末が書き込まれています。

日本のショートショートや掌編小説の代表作家といえば、星新一や筒井康隆、川端康成などが挙げられます。純文学、SF、ミステリーなど、さまざまなジャンルで執筆されています。小説が小説たる所以や真髄は、ショートショートの中にあるかもしれません。

2016年のカドフェスのラインナップに、星新一の『地球から来た男』も入っていましたね。

時代性を感じさせない柔軟な発想と鋭い感性が、一つひとつの物語の中で味わえます。

また、長さが極端に短い中にも、小説のエッセンスが凝縮されているので、小説に慣れ親しんでない学生や、読書感想文を書くときなどには、オススメです。

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50人の本好きの専門家によるもう一つの夏の文庫フェア「ナツヨム」が開催中!

みなさんは、今年の夏に読む本はもう手に入れましたか?

前回の記事で、新潮、集英社、角川の夏の文庫フェアの内容を紹介しましたが、夏の文庫フェアはそれだけではありません。

近年では、書店の系列を超えた夏の文庫フェア「ナツヨム」というものが各書店毎に開催されています。

「ナツヨム」とは

「ナツヨム」とは、出版業界に関わる50名の方々の選書と、”最も力を入れている”という手作りの本のオビが特徴的な、夏の文庫フェアです。毎年、決められたテーマによって選書され、オビが書かれているようです。

2012年は「なし」、2013年は「土地」、2014年は「記憶」、2015年は「音」。

 

そして、今年で5回目となる今回のテーマは、「色」。

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