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2016年 5月 の投稿一覧

【書評・ブックレビュー】 『東京漂流』 藤原新也

だけど、「はかない」「やるせない」という漠然とした感情は、その人類の「絶対善」に異論を唱えるほどの説得力を持たない。そのことが、またやるせないのであった。

 善行は、行うことも難しければ、考えることも難しい。実行する者も、よほど気をつけなければ、自己本位の偽善に転落してしまうし、それを指摘する側も、よほど気をつけなければ、ただの悪口になってしまう。それゆえ、本人の心構えなど度外視し、実際にどれだけ役に立ったかで評価しがちな風潮も、ある程度までは理解できる。「やらない善より、やる偽善」というわけだ。しかし、これは 続きを読む

ポメラを超える! 世界初のスマートタイプライター 『FreeWrite』 「ポメラDM100」との比較

2014年にアメリカのクラウドファンディングサイトKickstarter.comより2年の歳月を経て2016年3月より発売が開始されたディストラクションフリーの世界初のスマートタイプライター『Freewrite』。

KING JIMのデジタルメモ「ポメラDM100」は、2011年から約4年半もの間、物書きたちの神器として君臨していますが、いよいよポメラに取って代わるモバイルガジェットになるのでしょうか。
今回は、「ポメラDM100」と「Freewrite」の性能を比較したいと思います。

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お気に入りの本屋

『The Book of Life』 編集担当のReveです。

普段よく行く書店は大体決まっているのですが、その中でも『書原』という本屋はかなりマニアックな品揃えで、平日は0時まで開いているので、よく立ち寄ります。

哲学書や新書、文庫、デザイン・アート、音楽評論、映画評論、心理学、数学関連の本などの品揃えが素晴らしく、 続きを読む

高校生・大学生にオススメしたい洋書9選

『The Book of Life』 編集担当のReveです。

今回は、「高校生・大学生にオススメしたい洋書9選」です。

ここでご紹介する洋書はどれもアメリカの大学の授業で扱われるもので、初めて洋書を読む人にも読みやすいものをセレクトしました。

学校の英語の授業では物足りない高校生。

受験が終わりさらなる英語学習に取り組みたい大学生。

TOEICやTOEFLなどの受験などを見据え、単語量を増やしたい方。

学生のときにせっかく勉強した英語を忘れたくない方。

 

学生から社会人の方まで幅広く、楽しめる内容のものばかりです。 続きを読む

Lexile指数を参考にして自分に合った洋書を読もう!

『The Book of Life』 編集担当のReveです。

今回は、自分に合った洋書の探し方として、「Lexile指数」というものを参考にする方法をご紹介します。

 

自分に合った洋書の選び方

Amazonの「英語 難易度別リーディングガイド」では、アメリカのMetametrics社が20年以上に渡り調査したLexile指数と呼ばれる独自の英文読解の難易度の評価を基にし、洋書を難易度別に探すことができます。

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【書評・ブックレビュー】 『憤死』 綿矢りさ

午後は昼寝と決まっていたから。

 人が大人へと成長していく過程には通過儀礼があり、それぞれの段階で欲求や衝動が満たされなかったり、葛藤が解消されなかったりすることで、その人固有の自我やコンプレックスが形成される。それらは、こだわりや嗜好となり、意識せずともその人の行動原理として働く。幼少期からのルールや習慣が大人になっても抜けないのはそのためであり、それが克服されたり昇華されたりすることで、人は精神的に成長していく。

 幼いころの記憶は曖昧で、あらゆることが新鮮で初めての経験であり、自我が形成される前までは、あらゆるものを受け入れたり、単純な衝動によって行動したりする。そんな中、「それはそういうものなのだ」と納得していったことが、 続きを読む

「大人の塗り絵」と「Zentangle」

『The Book of Life』 編集担当のReveです。

 

フランスで大ブームとなった「大人の塗り絵」

2015年に、電子書籍に押されていたアメリカの紙の書籍市場が復興した要因として、「大人の塗り絵」の流行があったようです。

イギリスの塗り絵作家ジョハンナ・バスフォードさんの、「海の楽園」、「ねむれる森」、「ひみつの花園」は、日本でも発売されており、アメリカでは累計24万部を記録しました。

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